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 今日は、穂高企画の代表取締役でもあり、自ら、犬を飼っているお客様のお庭をデザインしている、斎藤社長にいろいろお話を聞いてみました。



 −まず、穂高企画は何故ガーデンという分野の中にドッグガーデンというジャンルを作っているのですか?
斎藤(以下S)「そうですね、まぁ、時代の要望なのでしょうけれど、ここ数年当社にお庭の相談をされてくるお客様の中で、犬と快適に過ごせるお庭というものに対しての強い要望が増えているという現状があります。私自身、犬を飼っているのですが、休日とかやはり犬が心地良さそうにしている姿を見て自分が癒されるというか・・・それは自分でも実感し
ている部分でもありますので、つまり、お客様が多くいらっしゃる部分なのだからテーマ分けをしても良いかなと・・・わかりやすいかなと。」

 −お客様は最初から犬のことで相談して来られるのですか?
「そうとは限りません。庭を見て欲しい、庭をきれいにしたい等の相談を受け、現地調査をさせていただくわけです。すると、可愛いワンコがいたりして、私も犬が好きですからお客様との話の流れでそっちの話題にもなる。そうこうしているうちにお客様の考えの中に、実はこの方は犬とくつろげる庭を求めているんじゃないか?と発見してしまったりするんですよ。そこで、私もとりあえずアイデアを出す。最後は、お客様が犬と一緒にくつろげる庭というテーマでデザインしてくださいという流れになったりして・・・。」

 −それは、通常のお庭のデザインとはかなり違うものになってくるんですか?
「いや、私にしてみれば逆にやり易い部分も多くなるわけで・・・犬という要素が入ってくることによって一つのテーマができるわけです。あとは、それを中心に景観や使い勝手や素材を決めていくという作業になっていくので・・・。ただ、犬の飼い方とかって子供の育て方と一緒で、これが正しいとかって無いじゃないですか?100匹いれば100匹みんな違う飼い方をされているわけで、室内飼いしていてたまに庭に出す人から、いつも外で放している人もいる。人によっては、穴掘られちゃうから何かで固めてほしいと言うし、またある人は、土が無いとかわいそうだからコンクリートをはつってほしいとか・・・。だから、私の作業で重要なのはその人がどういうスタイルで犬を飼っているのか、また、この先どういうスタイルで犬と共に生活していきたいのか、その辺は本当にじっくりと話をしなければいけない部分なんです。」

 −今までデザイン、施工されてきた流れの中で総体的な傾向とかはありますか?
「そうですね、やはり基本的には室内飼いの人が断然増えていますから。これは犬の飼い方の欧米化とでも言うか、日本の伝統的な番犬スタンスとは全然違うものです。犬に癒してもらう、生活のパートナーとして犬を飼われる人が圧倒的に多くなっているということだと思います。けれど、犬には運動が必要だし、屋外の開放感もストレス解消には不可欠という現実があります。だから、手軽に外にも出せる庭、犬が汚れないで自然浴できる庭、そんな庭がいい。傾向的にはそういうことが言えると思います。」

 −素材とかでアドバイス等が具体的にあればお聞かせください
「先程も話しましたが、飼い方によってまちまちなんですよ。だから、あくまでも傾向的な流れの中での話になってしまうんですが、まず、グランドカバー。これは、レンガやテラコッタ材がいいです。夏などは、コンクリートやインターロッキング、自然石等では熱で肉球にものすごいダメージがあります。照り返しも強いですし。ウッドデッキは好評ですね。一年を通して快適に使えます。シャンプーやグルーミングもここでやるという人が多いです。ただ、デッキの材質は少し考えた方がいいと思います。堅くて耐久性だけを謳っている材は、経年変化の中でささくれが立ってくるものが多いです。肉球もそうだし、人間の素足にもトゲが刺さります。当社では、ウエスタンレッドシダーをおすすめしています。この材は、ほとんどそういう問題はないですから。同時に、ウッドフェンスも良く使います。当社は、ほとんどオリジナルですから高さも幅も自由に決められる。飛び出し防止にもなるし、花壇など犬に入ってほしくないところにもよく使います。」

 −ガーデニングも充分楽しめる訳ですね
「できると思います。ただ、景観も重要ですからね。ウッドフェンスの外側に花壇があって家の中からはお花が見えないとか、その辺はアイデアですね。ここでは企業秘密としておきます(笑)。」

 −植栽的なことも重要ですよね?
「これはね、結構重要だと思いますよ。犬にとって危ない植物って多いんですよ。でも、意外と知られていない。まぁ、成犬になると本能でかぎわける犬が多いと思うんですけれど。特に、子犬は注意ですね、そんな事ももちろん・・・。逆に、犬のいる庭におすすめの植物もあるのでご紹介しています。犬の匂い消しになり、踏まれても全然強いタイムとかね・・・。」

 −今後、ドッグガーデンの需要はますます増えていくと思いますか?
「増大するでしょうね。少子化も進んでいるし、ペットの役割はなくてはならないものになってくる。都住だってペットOKに動いてきているし。ただ、今現在業界も追いついていない状況で・・・。お客様の要望もいろいろなんだけど、それをトータルに整理して提案してくれるところもほとんどない。お客様がここにフェンスが欲しいと言われてハイハイって、そこにフェンスを取り付けているだけでしょう。うちは、その辺のノウハウはありますから。そして、技術ももちろん。基本的には、素材からの立ち上げを心掛けていますから。これはトータルな技術がないとできないことだから・・・。」

 −わかりました。最後にドッグガーデンを考えていらっしゃる方に何かございますか?
「まぁ、特別な事はないんですけれども、じっくりお話ができれば・・・。特に、犬との日々の暮らし方とかお話いただければいいご提案ができると思いますので・・・よろしくお願いします。」

 −どうもありがとうございました






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